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ファミリーハウスがじゅまるの家受託運営
ファミリーハウス「がじゅまるの家」は、こども医療センター等に離島や遠方から治療や入院する病児とその家族が心身ともに安らぐことができるわが家同様の滞在施設で、沖縄県立南部医療センター・こども医療センターのすぐ近くにあります。
安価でプライバシーが守られ安全に過ごせるようにハウススタッフやボランティアが利用者のサポートを致します。
「がじゅまるの家」ができるまで
1996年「沖縄のこどもの命は沖縄で守ろう」と病児や障害児を抱えた15団体(わらびの会)が「こども病院」の設立を目指して運動を始めました。それと並行して「こども病院の近くには家族滞在施設が必要である」と県へ要請を続けました。
10年間の運動の結果、2006年に「こども医療センター」が開設され、念願でした家族滞在施設は、沖縄電力グループ百添会が10周年記念事業として建物を県へ寄贈し、運営は、公益財団法人沖縄県保健医療福祉事業団よりわらびの会が受託し、2008年6月より「がじゅまるの家」として利用開始されました。
「がじゅまるの家」基本理念 『病児とその家族が心身ともに癒される滞在施設を目指します』
- 【行動目標】
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●個々のプライバシーが守られ、安全に過ごせるようにします。
●利用者の経済的負担を軽くできるように運営します。
●利用者への心のこもった対応を行います。
●利用者がコミュニケーションのとれる場所を提供します。
ピアサポート事業
●ピアサポートとは
ピアサポートとは、難病や障がいのあるこどもと家族を支えるための当事者支援活動です。難病や障がいのあるこどもを育てている、あるいは育てた経験のある親が、同じ問題(不安や戸惑い)に直面している家族に寄り添い、子育て相談等のサポートします。わらびの会構成団体(17団体)により平成25年7月より県立南部医療センター・こども医療センターで活動を開始しました。平成26年度~27年度は沖縄県障害者社会活動推進事業補助金を受けて活動を行いました。平成28年度より、沖縄県小児慢性特定疾病児童等自立支援事業(うち、ピアカウンセリング事業)の委託を受け活動を行います。
●ピアサポート活動について
☆ピアサポーターとは
病気や障がいのある子どもを育てた経験者(親)で、ピアサポーターになるための講座を受講した者が対応しています。ひとりぼっちで心細い時、この先どんな生活になるのか不安や戸惑いの時ピアサポーターは、あなたの心に寄り添います。病気や障がいのこと、学校のこと、将来のこと、様々な問題を一緒に考えていきます。また、各種機関や親の会や患者会などの紹介や情報提供をいたします。
☆活動場所
こども医療センターで下記日程で活動しています。
★再開のお知らせ★
新型コロナウイルス感染症の位置づけがR5.5.8より「5類感染症」になった事もあり感染症対策をしっかりとりながら4月より本格的にスタートしました。月に5日間ずつの活動をしています。北部病院は現在も休止中。
★こども医療センター
月3回(月~金のうち、3日間)
★県立北部病院
休止中
●ピアサポートセミナーについて
詳細につきましては、新着情報をご覧ください。
●活動に至るまでの経緯
- 平成18年11月
- “認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク”の小林信秋氏を講師として迎え「ピアカウンセリング勉強会」を実施。参加人数…44名
- 平成23年8月
- 病院との懇談会においてピアサポートについて話し合われ、相談室を借りることが提案された。
- 平成25年3月
- 「ピアサポートセミナー」開催。講師は小林信秋氏、田中千鶴子氏、諏訪茂樹氏。参加人数…38名
- 平成25年7月
- 「ピアサポート活動」開始にあたり、協力のお願いを我那覇仁病院長へ提出し、承諾を頂く。
- 平成26年3月
- 「ピアサポートセミナー」開催。講師は小林信秋氏、田中千鶴子氏、諏訪茂樹氏。参加人数…18名
平成25年7月~ 平成26年3月までは毎月第2.第4木曜日の9時~12時、13時~16時の2部に分かれて月2回実施した。
この9か月間の相談件数は23件(面談…4件、傾聴…19件)
平成25年度のピアサポート活動の反省として、色々な病気、障がいのお子さんの事をすぐに相談できるように窓口を広げた方がよい、という事で平成26年4月より月3回、第3週の水・木・金(10時~15時)、1日3団体合同で担当することになった。この6か月間の相談件数は傾聴と情報提供合わせて9件。 端緒についたばかりの活動は認知度が低く、病院ではチラシ配布やあいさつ程度の会話、声掛けの活動が主ですが、大切な活動ですので忍耐強く継続していきたい。
- 平成27年3月
- 「ピアサポートセミナー初級編」及び「ピアサポーター・スキルアップセミナー」開催